11月7日(火)
陽が昇るより少し早く、6時に起床。カーテンを開くとベランダの向こうにまだ街頭が眩しい。夜中の内に目覚めてしまったような不思議な心地がする。日の出まであと10分。フロアランプの灯りを付けて、雑記用の手帳を捲った。
しばらく止めていたタスクチェックリストの記入を6日から再開している。朝昼夜の時間帯ごとに、やるべきこととやりたいことをざっくりと書いていき、それを隙間時間にチェックしていくというシンプルなものである。毎日ほとんど同じルーチンを繰り返すのだし、もうすっかり習慣化できているのだからタスクを書く時間がもったいないのでないかと思ったのだが、その日の行動をひとつづつ、目に見えるかたちで確認していく作業をするのとしないのとでは、張り合いが違う。
この日は11日から着手する新しい仕事の準備が忙しく、夜、読書をしたり、ブログを開いたりする時間が作れなかった。タスクノートの夜の項目、「日記」と「読書」に斜線を引く。基本、実現可能だと思ったことをリストアップしているが、本当に全部できる日というのはほとんどない。あれができたりこれができなかったり、そういう毎日の繰り返しである。そういう毎日を書き留めておく。
11月8日(水)
上半身がやけに重くて朝なかなか布団から抜け出せず。疲れのせいかもしれないし、寒さのせいかもしれなかった。気温の高い日が続くが、朝はやはり底冷えがする。着る毛布でもこもこになりがちである。室温15度あたりまでであれば、着る毛布さえ羽織っておけばストーブやエアコンを着けずに済む。もっと寒くなってきたら、着る毛布の上に着る毛布を羽織る。ストーブとエアコンの出番はその次だ。今月の電気代は2,152円だった。去年より100円くらい安く済み、ありがたく思う。毎月このくらいで済めばいいのだが、もちろん冬の間はそうはいかない。もこもこにもこもこを重ねて、身体を壊さない範囲で、光熱費の節約を心がけていきたい。
慌ただしく出勤、そして労働。休憩時間を使って『陰摩羅鬼の瑕』を読み進めた。ついに職場に持って行ってしまった。重い。でも読みたい。京極堂こそ電子書籍で買うべきなのだろうなあ、という気持ちと講談社ノベルズの紙の厚みが好きという気持ちがあり、悩ましい。