日々のあはい

貧乏人、本を読んで暮らす

『夜消える』を読みはじめる / こたつ布団を出した日

10月21日(土)

いつもの納豆ごはん、砂糖たっぷり卵焼き、
人参と玉ねぎのしょうゆマヨ炒め

6時起床。アラームは5時40分にセットしていたのだが、なかなか目が開かなくていつもの時間になってしまった。部屋が暗くてまるで夜のようだった。連日、天気が悪くて悲しい。そして寒い。お湯に蜂蜜と生姜チューブとポッカレモンを溶かして飲む。足が寒いなと思いながら日記を書く。ストレッチをすると、上半身もたぶん冷えのせいで固くなっていた。首回りをいつも以上に意識して、自律神経よ平静であれ、と祈りながら4分ほど身体を伸ばした。ああ、冬の気配が濃い。紅葉もまだなのに、毎年こんなに寒かっただろうか。朝食の後に、こたつ布団をセットした(こたつテーブルは1年中、使っている)。電気代節約のためになるべくスイッチは切ったまま、布団のぬくみだけでやっていきたいが、どうだろう、まあ無理はしない。

ゲームの実況動画でもらい泣きをしていたら、いつの間にか出勤時間が過ぎていた。年々、涙腺が緩くなっているような気がするし、寒さにはどんどん弱くなるし、朝っぱらから老いを感じてしまった。

土曜日なのに客足がイマイチ伸びず、気が滅入りそうになるのを堪えながら、店の隅っこでちまちまと商品整理をしていたら、オーナーが「いつもがんばってるからあげる」となぜかお弁当をくれた。どうも取引先で買わされた物を持て余してのことのようだ。黒毛和牛!ありがたい。帰宅後、美味しくいただいた。

感謝感激の牛肉しぐれ煮弁当

休憩時間に読んだ。短篇集である。表題作『夜消える』と『にがい再会』を読了したが、今のところあんまり面白いとは思えず。しかし藤沢周平、めちゃくちゃ文章が上手いな……(時代小説あたりまえ体操第一)。