日々のあはい

貧乏人、本を読んで暮らす

贅沢なランチ / 自律神経の死

9月30日(土)

曇天の休日。胃腸の調子がよさそうだったので、思い切ってとんかつを食べに行ってみた。近くでお笑いの屋外ライブがあるらしく、お店の周辺もけっこうな賑わい。キッチンカーも何台か出ていたので、みんなそちらを利用しているのだろう、土曜日だというのにとんかつ屋さんの客は私しかいなかった。予想外のことに面食らってしまったが、静かでのんびりできてありがたいっちゃありがたい。

嚙む力を必要としないメチャ柔らかヒレ

1度の外食に2,000円は数か月に1回あるかないかなのだが、その甲斐のある美味豚であった。なんと上品な肉の甘さ。衣も軽くて油のしつこさがまったくない。胃腸の心配など完全に忘れて夢中で食べてしまった。いつか4,000円のセットも食べてみたい……4,000円の……とんかつ……と、想像するだけで遠い目になる貧乏人である。

なんか薄かったなあ

帰る前に行きつけのカフェに寄ってアッサムティー。9月最後の休日も、よい休日だった。ちなみに胃はきっちり気持ち悪くなった。慣れたものである。

10月1日(日)

10月の最初の日である。10月?なんてこった。あんなに長く感じられた夏も、過ぎてしまえばあっという間に思えてしまう。秋なんかもっと早いだろう。大事に過ごしたいが、ああ、いよいよ自律神経が。ああー。

情緒不安定はこの時期は仕方がないとはいえ、朝、明確な「起き上がりたくない」という気持ちが湧いてきたり、タスク管理ノートや献立ノートを開かなかったり、些細なきっかけで涙が止まらなくなったり(!!)非情に分かりやすくやばい。間違いなくやばい人のやばさ。あー。

ごはんが少ないせいもあるがもうちょっと上手いこと盛れない?

久しぶりに食べた無印カレーの美味さも刺激も心を癒すには足りず。体調は悪い方ではないし、特に落ち込むような出来事があったわけでもないのに、なぜか、なんとなく、でも間違いなくメンタルが不調。なんだか理不尽だ。

こうして日々、どこかに何かの記録をつけているおかげで、不調と不調の内容に早めに気付けていると思う。私のなんでもかんでも書きがちなところを見知っている人たちは、「しっかりしている」などと言ってくれるのだがそれは逆で、書き留めておくことおしないと、いろんなことがフワフワしてしまうのだ。ペンやスマホのメモアプリを持たずに、当たり前に自己管理ができてしまうみんなの方がよほどしっかりしていると私には見える。ああ、しっかりしなくては。ああー。

ところで『メイドインアビス』の再視聴で涙がハラハラと出てくるのは、些細というほど些細なことでもないかもしれない。こんなん何度でも泣いちゃうでしょうが。なんならOPやEDを聴いただけでもグッとくるでしょうが。

原作は未読なのだが、読むべきか、それともアニメ版が完結したのを見届けてから手を出すべきか。長生きするので原作もアニメ版も完結させてくださいという祈り、届け。