日々のあはい

貧乏人、本を読んで暮らす

調味料のない月 / 読書メモ(5‐6) / 本を開かない日

9月24日(日)

上白糖を完全に切らしてしまったため、仕事帰りにスーパーへと向かった。むう、220円。砂糖も値上がりしていたのか。値上りしていない物の存在しないこんな世の中じゃポイズンである。野菜売り場を回っていたら「野菜の価格高騰について」というような貼り紙が掲示されており、まさかクレームとかあるのだろうか、とまた少し憂鬱な気分になった。お店の人や農家の人が悪いことをしたからポイズンなわけではない。みんな大変だよな、と好物の茄子を尻目に、セール品のキャベツをカゴに入れた。やっぱキャベツのコスパが最強だよな。

キャベツともやしと豚ひき肉を香味ペーストで煮た

帰宅して早速、調理。茄子も美味いがキャベツだってこんなに美味い。今週もお野菜をたくさん採れるようにがんばるのだ。ここ数日、ずっとつらかった胃の調子がいいので食べる楽しみが倍増である。太らない体質でよかったとこういうとき特に思う。

食後に家計簿をつけていて気付いたのだが、今月は調味料がなくなりすぎである。砂糖、にんにくチューブ、ケチャップ、料理酒、オイスターソース、鶏がらスープの素、マヨネーズ、醬油、みりん風調味料、はちみつ、ごま油、書き出しながら笑ってしまうが全部、一気になくなった。調味料を補充するだけで3,300円もかかってしまっている。でもコレ買わない選択肢ないじゃない?まったくポイズンである。

読書メモ(5‐6)

いよいよ夜、寝る前に読書をすることができなくなってきた。22時を回ると気を失うように眠ってしまう。そんなに疲れているとは思えないのだが、身体が寝たがるのだから疲れているのだろう、きっと(腑に落ちない)。夜のルーチンを全体的に見直す必要があるのかもしれない。

というわけで、この日はあまり読めず無念である。

右京之介さまには、絶対、このままシリーズのレギュラーになって欲しい。絶対。この1作でお別れなんてことになったら寂しくて泣いてしまうぞ。絶対だぞ。

9月25日(月)

公園のベンチで風にあたりながらランチを食べた。春と秋はこれができるから好きである。いい気候だ。あいにくの曇り空ではあったが十分に気持ちが良く、これは読書も捗るなとウキウキで本を開いたところで、突然、小学生の集団に囲まれた。私の座っているベンチとその隣と隣のベンチにまで手荷物を並べ置くや否や、鉄砲玉みたいに芝生へ飛び出してゆき、キャッキャとはしゃぎまわる子供たち。彼ら彼女らの荷物のひとつになった気分で、しばし呆然と固まる私。読書に集中などできるはずもなく、結局、会社に戻って残りの休憩時間を過ごしたのだった。

ピーマン・玉ねぎ・ハムでナポリタン

なんとなく読書に向かない日というのがあり、この日がそうだったかと思う。夜は夜で楽しみにしていたYouTubeの配信があったので、まったく本の気分になれなかった。だいたい毎日、本の気分なので、たまにそういう日があるのはむしろいいことなのかもしれないとぼんやり思う。