日々のあはい

貧乏人、本を読んで暮らす

紅い朝 / 陽射しのいいランチ / よくない休日 / 『モルグ街の殺人事件』読了

10月25日(水)

ごろごろと地鳴りのような雷の音で目が覚めた。5:40、雲の落とす影は濃かったが、土砂降りの雨になったのは6時のアラームが鳴ってからだ。その無数の雨粒が、登り始めたばかりの太陽の光とどのように混ざりあい、影響しあったものなのか、気が付くと世界がコーラルピンクに染まっていた。部屋の中も窓の外も、目に映るもの全てに薄紅の光の膜がかかっている。この世の終わりのような朝焼けだ。10分も続かなかったと思うが、こんなことがあるのかとずっと窓の外を眺めていた。雨は7時前には上がり、あとはいつもの朝である。忘れられない朝になった。

まるで夕暮れのような朝のキッチン

出勤そして労働。エライ人々と我々下々とでは、同じ数字も違って見えたり見えなかったりするもので、絶好調だぜ!と言われたところで、我々の気分まで上々絶好調になれるわけではない。が、ともかくこちらが思っているほど状況は悪くないらしい。喜ぶべきことではある。

前日がいい加減な食事になってしまったので、この日の夜は野菜をもりもりと食べた。仕事中、悲しいことと腹立たしいこととがあり、なかなか気持ちが納まらずに苦労をしたのだが、寝付きは悪くなかったので私も強くなったなと思う。ごはんをもりもり食べられて、ぐっすり眠っていられるうちは、治せる傷をきちんと治せていると自分を信じていいだろうか。

ピーマン・玉ねぎ・長芋・ベーコンでコンソメバター醤油パスタ
ブロッコリー・油揚げ・カニカマのコチュマヨ和え

10月26日(木)

公園のベンチ・落ち葉・ランチ・kindle

晴れた日は会社の近所(徒歩2分)の公園でお昼ごはんを食べるのが好きだ。おにぎり1個にカロリーメイト1袋、水筒の中身はただのお湯である。だいたい毎日このメニューで、今のところ飽きずにやっている。1食200円以下で節約効果が高いし、行儀の悪い話で恐縮ではあるが、片手で食べて片手で本のページを捲られるのがいい。40分しかないお昼の休憩時間を、たたごはんを食べるだけの時間にしたくないという気持ちがある。

3連勤最終日の業務を無事に終えて帰宅。3連勤、楽だな。4日以上のときと疲れ方が全然違う。

サッポロ一番油そばに、作り置きの鶏もも肉を和えて

読了。史上初の推理小説とはどんなものかと読んでみたが、凄惨な事件で驚いた。そしてまさかの犯人。短いお話だったが、なかなか面白かった。

10月27日(金)

休日である。

しばらく6時間半〜7時間睡眠が続いていたので、たまにはと思い8時間ベッドの上。勝手に6時前に覚醒してしまったが、二度寝をしてから7時に起きた。たっぷり寝たおかげでその後は元気いっぱい!となれればよかったのだろうが、むしろ1日中、倦怠感が拭えず、やったことといえばお寿司の出前をとったことと、チョコを食いすぎたことくらいである。能動的に何かするという気持ちにどうしてもなれなくて、読書も映画も日記も放り出し、ひたすらゲーム実況動画を見て過ごしていた。まあ、たまにならいいのか?いや、よくないなあ。

炙りサーモン2種・炙り〆鯖・ホタテ・エビ2種

香味ペーストで作る炒飯すき