日々のあはい

貧乏人、本を読んで暮らす

だいたいヨシ

体調不良なんてなんでもイヤなものだが、もしかしたら腹痛や頭痛よりも強い倦怠感の方が厭わしい。ただでさえ回らない口がますます止まるし、重たい腰がまったく上がらなくなってしまう。そんなんなってしまったら最後、私なんぞはただの肉である。怠け者の人間嫌いが毎日なんとか背筋を正し、人の輪に入って人生をやっている、それが私というやつなのだ。人間をやるには気合いがいるのである。気合いを入れずに人間がやれるか。ンア~。

とまあそんな感じの、そんなアレな感じのアレになってしまって、仕事が休みなのをいいことに10時間近くベッドの上に適当に転がっていた(11時起床だ。ちなみにいつもは5時半~6時あたりに勝手に目が覚める)。いや、単に生理のせいだとは思うのだが、今回はなんだか妙につらいのである。それでも13時頃には人間面(にんげんづら)を取り戻せたので、いつぞやの宣言どおりブックオフにも行けたし、行きつけのカフェで秋ブレンドをいただいて秋を感じたり、スーパーで卵と調味料を買い足したりなど、なんやかんやよい休日を過ごせたのだが、やはり妙な気怠さが抜け切らない。生理の影響だとしても酷いのは今月だけでありますように。

ブックオフでは、久しぶりに小説を読みたくなったので4冊買ってきた。どれから読もうかなと悩む時間もまた楽しい。積読が増えると嬉しくなる。朝(ほぼ昼)起きて自分の状態に気付いたときは、休日の半分を寝て過ごしてしまった悔しさと虚しさでチキショーだったが、残りの半分ちゃんと動けて本当によかった。終わりよければだいたいOKである。