9月17日(日)
日曜だというのに客入りがイマイチで、進めたい仕事も遅々として進まず、雑務をこなしながら今月の食事について思い巡らすなどして欠伸をかみ殺す日であった。
冷蔵庫の肉と野菜がなくなりそうなので、買出しに行かなくてはいけない。今月まだ食べていないお野菜を摂取したいところだが、値段が税込200円を超えるようなら考え直すべきだろう。希望としては、茄子、ピーマン、レタス。まだ残っているジャガイモ、えのき、冷凍のブロッコリーと合わせて、これだけあれば10日は余裕で持つはずだ。そんなようなことをメモ帳片手にあれこれ考えていく。だいたいの献立を頭に入れ、買出しメモはアレクサアプリに登録。退勤後、近所のスーパーへと向かった。
いちばん最初におつとめ品コーナーを見に行くべきなのだろうな、と思いつつ毎回忘れる。お店の思惑どおりに順番に野菜売り場を見て回ってしまう、いいお客さんである。そして毎回、ため息が出そうになる。あれも高いしこれも高い。ちょっと前までは、安い野菜を選んで買うのが当たり前だったが、すべて高いのでは選びようがないぞ。まあ選ぶしかないのだが。
目当ての中茄子は税込270円、ピーマンは170円、レタスは210円だった。チクショー。頭の中でレシピの材料入れ替えをはじめる。おつとめ品コーナーに運よく80円の小松菜が積まれていたので、こいつを茄子の代わりにしよう。即冷凍庫に詰めてしまえば1ヵ月はもつので、ちょっと黒斑点が多いくらいなんの問題もない。ピーマンとレタスも他のスーパーの方が安いので見送る。玉ねぎが170円とまあまあ安かったので小松菜と一緒にカゴに入れたが、野菜は結局この2点のみ。悲しくなる。100円で買える野菜が3つ4つはあって欲しいし、ほんの数か月前まではそれが当たり前だった。更に数か月後、どうなっているのだろうか。あまり考えたくない。なんにせよ、生きていくしかない。
最近、時計が22時を回った途端に強い眠気が襲ってくる。22時半くらいまで本を読みたいと思っていたのだが、もう開き直って寝てしまうことにした。早く寝た分だけ早く起きて、夜にやりたいことを朝にやればいいだけだ。
読書メモ(4-2)
最後の数ページでヒエッとなるのがミステリの醍醐味みたいなところはあると思うが、その最後らへんに差し掛かるまで本当にオチが読めないのでとても楽しい。いや、1篇だけあらすじは読めてしまったというか途中から察しがついてしまったのだが、オチで死角から刺されたので結局、私の負けである。見事。
最後の話も今日、読み終わるだろう。最後の最後まで何が飛んでくるのか分からなくてドキドキ。